
『海外ノマドマスター』の平城寿さんのノマドバッグを見たことのある人は口を揃えて、『ドラえもんのポケットみたい』と言う。
平城さんのポリシーは
『最高のデスクトップ環境を持ち出せ!』
であり、ノマドになったからといってアレはできません、コレができませんと言い訳をすることは言語道断とのこと。
どのような状況下(※写真1:2012年4月に北極ノマド達成)においてもオフィスにいる時と全く同じように仕事をするために、一切の妥協を許さない姿勢を貫き、日々ノマドアイテムのグレードアップに余念がない。
今回は、そんな平城さんのノマドバッグの中身について迫ってみた。(J-Style編集部)
目次
- 1 標準装備
- 1.1 thinkTANKphotoストリートウォーカーハードドライブ(バックパック)
- 1.2 15インチMacBookPro(最高スペックカスタムモデル)
- 1.3 Incase 15インチHardshell Case for MacBook Pro Retinaディスプレイモデル – ブラック
- 1.4 iPad mini4
- 1.5 iPhone 6s Plus(日本国内用)
- 1.6 iPhone 6 Plus(海外用)
- 1.7 Bunker Ring
- 1.8 Lotoo PAW GOLD(ハイレゾウオークマン)
- 1.9 Westone W60(イヤホン)
- 1.10 SONY α7R(一眼レフ)
- 1.11 SONY RX-100M4(コンパクトデジカメ)
- 1.12 Apogee MIC96K-LO USBマイクロフォン iOS & Mac (卓上三脚付き)
- 1.13 Freecom Mobile Drive 1TB(外付けハードディスク)
- 1.14 HUWAEI 502HW(日本国内でのネット通信用)
- 1.15 Anker Power Port4(USB急速充電器)
- 1.16 Plug Bug(Mac電源拡張)
- 1.17 Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B(コンパクト三脚)
- 1.18 Bluevision SuperMount F Long(iPhone/iPad用スタンド)
- 1.19 スタバのタンブラー
- 2 成幸フォト撮影時オプション
- 3 車で移動時オプション
- 4 まとめ
標準装備
thinkTANKphotoストリートウォーカーハードドライブ(バックパック)
本来は『カメラバッグ』というジャンルのもので、中が細かく小分けできるようになっている。
小分けする部屋のサイズも自由自在に変更できる。
普段持ち運ぶノマドアイテムが増えるにつれ、バックパックの中がぐちゃぐちゃになり、何がどこに入っているのかがわからなくなるのがネックだったのが、このバッグで一気に解決。
平城さんは全ての『カメラバッグ』の現物をチェックし、中でも、軽量・シンプルでデザイン性が高いこちらを選定した。
thinkTANKphotoストリートウォーカーハードドライブの詳細▶
15インチMacBookPro(最高スペックカスタムモデル)
2015年秋の最新型の15インチMacBookPro。Youtube動画や成幸フォトの編集の際に威力を発揮している。
Incase 15インチHardshell Case for MacBook Pro Retinaディスプレイモデル – ブラック
ハードタイプのMacBookPro専用ケース。iPhoneケースのように、常に本体につけた状態なので、バッグの中からサッと出し入れできてすぐにワークポジションを取れるところがポイント。
また、光るリンゴマークが透けて見えるのもポイント。
iPad mini4
機内で映画を見る時や、Macのバッテリーが切れた際の予備デバイスとして使用。
iPhone 6s Plus(日本国内用)
日本国内滞在中に家族とのコミュニケーションに使用。電話は殆どしないので、主にちょっとした写真撮影、ネットサーフィン、メール、Facebook、Skype、LINE、instagram、twitterの投稿などに使用。
キャリアはソフトバンク。
iPhone 6 Plus(海外用)
海外滞在時に海外のSIMカードを入れてネット接続を確保するために利用。
Bunker Ring
iPhoneケースの背面に設置。これがあればiPhoneが手から滑り落ちるリスクを99%カットできる。歩行ノマド、就寝ノマド、温泉ノマド、海水浴ノマド、プールノマドなどで大活躍している。
Lotoo PAW GOLD(ハイレゾウオークマン)
現存するハイレゾウォークマンの中での最高峰モデル。
常に最幸のモチベーションで仕事に臨むための必須アイテム。好きな曲を聞きながら仕事をすれば時間が経つのも忘れ、最高のパフォーマンスを発揮することができる。
また、カフェなどで周囲の騒音がきつい場合にも効果を発揮。
Westone W60(イヤホン)
現存するイヤホン(ユニバーサルタイプ)の最高峰モデルの1つであり、デザインがシンプルながらケーブルがやわらかくて使いやすく、様々なジャンルの音楽と相性が良い点がポイント。
イヤホンの中に6つものスピーカーが内蔵され、臨場感たっぷりの音を聞くことができる。
SONY α7R(一眼レフ)
平城さんの海外ノマド写真集や、成幸フォトにおいて数々の『奇跡の1枚』を輩出してきた愛機。有効画素数3,640万画素でゲストの最幸の表情を捉える。
SONY RX-100M4(コンパクトデジカメ)
α7Rが故障した場合のサブ機、もしくは4K動画撮影用。
Apogee MIC96K-LO USBマイクロフォン iOS & Mac (卓上三脚付き)
音声収録を行う際の外部マイク。プロのミュージシャンも使用しており、ハイクオリティーな音を再現することができる。MacだけでなくiPhoneやiPadに直接接続することもできる、唯一のアイテム。
デザインもシンプルかつスタイリッシュでコンパクト・軽量で最高の逸品。
Freecom Mobile Drive 1TB(外付けハードディスク)
MacBookProに接続して高速にデータ転送が行える、Thunderbolt接続に対応した外付けハードディスク。容量の大きい動画ファイルなどの保存に使用。
HUWAEI 502HW(日本国内でのネット通信用)
電波のカバーエリアも広く、データ転送量の上限も無いYahoo!モバイルのポケットWiFi。平城の場合は月間50GB近く利用している。
Anker Power Port4(USB急速充電器)
USB機器を高速で充電できるアイテム。平城氏のように1日に何箇所も移動しながら仕事をする『ショートノマド』スタイルの場合には、短時間で充電できることがかなり重要。
Plug Bug(Mac電源拡張)
MacBookProの電源アダプタを拡張してUSBの接続口を作ることができるアイテム。ちょっとiPhoneなどを充電したい場合に重宝する。
Manfrotto ミニ三脚 PIXI ブラック MTPIXI-B(コンパクト三脚)
コンパクトな三脚だが、本格的な一眼レフも支えることができる。テーブルの上に設置して自撮りに使ったり仲間達との記念写真撮影に使っている。
Bluevision SuperMount F Long(iPhone/iPad用スタンド)
iPhoneやiPadのミニスタンドとして使える。PIXIと併用すれば角度を自由自在に変えることができ、どんなアングルの撮影も可能にする。
Bluevision SuperMount F Longの詳細▶
スタバのタンブラー
スタバのコーヒーを20円引きにしてくれる地味にありがたいアイテム。
成幸フォト撮影時オプション
標準装備に加えて、成幸フォトの撮影時には次のアイテムを持っていくそうです。
SONY HVL-60M(カメラフラッシュ)
現行のSONYのフラッシュの中での最高峰モデル。どのような暗い室内でも撮影を可能にする。
SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA フルサイズ対応
成幸フォトで『奇跡の1枚』を撮るために必須のレンズ。このレンズで数々の最幸傑作が生まれ、人生を変えた方々が生まれている。
SONY 単焦点レンズ Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA フルサイズ対応の詳細▶
RODE VideoMic Pro Rycote コンデンサーマイク
インタビュー動画を撮影する際の外部マイク。空港など騒音が激しい場所でも、的確に話手の声を捉えることができる。
車で移動時オプション
日本国内で車で移動する時には、とにかく重量制限は無いのでMacBookや予備バッテリーや外付けキーボードなどを持ち出しているそうです。
12インチMacBook
Hyper Juice 100Wh/Hyper Juice 150Wh
モバイルバッテリーの定番。これでMacをはじめ、iPhone/iPadなどのデバイス全てを充電できる。
Kensington OrbitTrackball with Scroll Ring(トラックボールマウス)
数あるトラックボール型マウスのうち、最も使いやすいモデル。
Kensington OrbitTrackball with Scroll Ringの詳細▶
Happy Hacking Professional BT(Bluetoothキーボード)
より高速にタイピンするための、プロ仕様モデル。Bluetoothに対応しており、MacやWindowsだけでなくiPhone/iPadやAndroid端末など、ありとあらゆる端末に対応。これを使えばどのようなシチュエーションでも同じように高速タイピングをすることができる。
極端な話、iPhoneとこのキーボードでも、パソコンに劣らないスピードで記事の執筆をすることができる。
Happy Hacking Professional BTの詳細▶
まとめ
標準装備のノマドアイテムを全てバックパックに収納して重さを図ってみたところ、約12Kgとなった。平城さんは海外ノマド中はこれを1日中背負って歩いても平気だという。何とタフなのだろうか。
海外ノマドで鍛えたおかげで、2人の娘さんの『ダブル肩車』も可能になったそうだ。
海外ノマドは精神的・肉体的に鍛えられるアクティビティーなのかもしれない。